ザ・ベンズ | 難解な歌詞ですが、歌詞の真実を解き明かすサイトsongfactsによると、英ロンドン東部にあるカナリー・ワーフ地域のことを書いた歌とのこと。(トム・ヨークが実際にそう語ったとか) カナリー・ワーフ 第二次大戦後廃墟と化したものの、1981年にこの地域を再活性化する計画が発足し、金融街として発展。 しかし、90年代に市場が衰退し大きな打撃を受けるなど、変化に富んだ地域。 ※これはWikipediaにも載ってました「歌詞はロンドンの開発地区カナリー・ワーフの変遷を動機とする消費社会への批判を、恋愛感情を軸にする普遍的なバラードに落とし込んだもので、多義的。」 |
『Fake Plastic Trees』
・まがい物のプラスティック製の木
英詞はココ
Her green plastic watering can for her fake Chinese rubber plant In the fake plastic earth | "彼女"の緑色のプラスティック製のじょうろは まがい物の中国製のゴムの鉢植え ここはまがい物のプラスティック製の土に水をやるため |
What she bought from a rubber man In a town full of rubber bands to get rid of itself | "彼女"がゴム製の男から何かを買ったように この街はゴムバンドの消費者で溢れ なくなろうとしている |
It wears her out, it wears her out It wears her out, it wears her out | それが"彼女"を憔悴させ、疲れ果てさせる それが"彼女"を憔悴させ、疲れ果てさせるんだ |
She lives with a broken man A cracked polystyreneman Who just crumbles and burns | "彼女"はぼろぼろの男と生きる ひび割れたポリスチレン製のその男は 砕けて燃えるだけ |
He used to do surgery For girls in the eighties But gravity always wins | "彼"は外科手術医 80年代の女の子の人気者だった でも、勝者はいつも重力 |
And it wears him out, it wears him out It wears him out, it wears him | それが"彼"を憔悴させ、疲れ果てさせる それが"彼"を憔悴させ、疲れ果てさせるんだ |
She Looks like the real thing She tastes like the real thing My fake plastic love | 彼女は本物のように見えて その味も本物に似ている "僕"の愛はプラスティック製 |
But I can't help the feeling I could blow through the ceiling If I just turn and run | でも僕は感じてしまうんだ 天井を突き破れるんじゃないかって "僕"が振り返って、走りさえすれば |
And it wears me out, it wears me out It wears me out, it wears me out | それが"僕"を憔悴させ、疲れ果てさせる それが"僕"を憔悴させ、疲れ果てさせるんだ |
If i could be who you wanted If i could be who you wanted all the time, all the time | もし、"僕"が"君"が望むような人間になれたら... "君"が望むような人間になれたら...毎日...いつだって... |
...fin
備考
・まがい物のプラスティック製の土 = 地球